母のパーキンソン病と脊柱管狭窄症

私の母は77歳になります。

父が9年前に亡くなり、それから一人で暮らしているのですが

10年くらい前から脊柱管狭窄症に

3年くらい前からパーキンソン病を患っています。

脊柱管狭窄症は、加齢、労働、背骨の病気などにより変形した椎間板と

背骨や椎間関節から突出した骨などにより、神経が圧迫されて

しびれや痛みで長い距離を歩くことが困難になる病気です。

母は父と共に20年以上、長時間立ちっぱなしの飲食店をやっていたので

その影響が出たのかもしれません。

 

最初の症状は、もう店を辞めて5年くらい経っていた頃でしたが、腰の痛みと足のしびれでした。

でも、これは立ちっぱなしの仕事ではしょっちゅう起きていた症状だったのであまり気にしていなかった様です。

しかしある日、足の爪がみんな黒くなってきたとのことで皮膚科に行くと

これは皮膚からきているのではなく、前かがみの姿勢で歩くことで足の爪に体重がかかり、鬱血しているのだろうと言われたのです。

母曰く、前かがみの姿勢で歩くと痛みやしびれが軽減されるから、ついついそういった歩き方をしてしまうとのことでした。

そして、母自ら、もしかしたら脊柱管狭窄症かもしれないから整形外科に行ってみるとのことで私もついて行きました。

 

最初の整形外科では手術を勧められました。

その時はまだ腰の痛みだけだったので我慢できるということで手術は断ったのですが

先生に「あと6年くらいで歩けなくなるよ」という様なことを言われて不安になったのを覚えています(*_*)

 

その後、すぐに別の整形外科に行くと

手術をしても成功確率は60%くらいで再発も非常に多いので、手術は日常生活に支障が出るくらいになってからでも遅くないと言われました。

結局、手術はせずに、指圧を受けたり、血流を良くするという漢方薬を飲んだり、湿布を貼ったりの対処療法でしのいできました。

 

そんな生活が7年程続いていた頃、今度は手が震える様になってきたのです。

チャックの開閉が大変になり、ペットボトルのフタを開けるのにも苦労する様になりました。

もしかしたらパーキンソン病かもしれないと脳神経外科に行きました。

 

パーキンソン病は、手足が震える、筋肉がこわばる、動作が遅くなる、歩きづらくなるなど

徐々に症状が進行する病気です。

中脳の 黒質ドーパミン性神経細胞の変性により、神経伝達物質であるドーパミンの産生が減少することが原因で起きますが

なぜ、黒質ドーパミン性神経細胞が変性するかは分かっていません。

母が言うには、強いストレスがかかり続けたからだとのことですが

確かに、母は鼻血が出るまで無理をする人で、いつもイライラカッカッした人でした。

仕事を辞めてからは大分穏やかになりましたが

相変わらず自分に厳し過ぎて、無理をする人です。

これは、母が9人兄弟の真ん中で、虐待を繰り返す明治生まれの強烈な母親に育てられたことが原因かもしれません。

 

脳神経外科での診断は、脳のMRIや質問、動作の確認などで、やはりパーキンソン病でした。

脊柱管狭窄症にパーキンソン病が重なり、母の動きはますます困難になってきましたが

民間の運動施設に通い、まだ杖はつかずに頑張っていました。

しかし、昨年の11月、札幌でどか雪が降り、道がシャーベット状になった日に

運動施設へ行く途中の道で転び、左手の指の骨を骨折したのです。

道路幅のある場所で信号が変わりそうになったので急いで渡ったら

自分の意思で歩行を止められなくなり、渡った先の歩道の雪に足を取られて転んでしまったというのです。

持っていた傘は折れ、周りに人もいなかったのでしばらく起き上がれなかったそうです(゚o゚;;

 

私がその話を聞いたのは翌日の朝で、母は湿布しておけば大丈夫だと頑張りましたが、手の甲が青く腫れ上がっています。

整形外科に連れて行くと、やはり骨折していました。

それから指を固定して2ヶ月手が使えない生活が始まりました。

母は転んだことで外出が怖くなり、料理もできないので、私が毎日お弁当を作って運びました。

最寄りのスーパーまで、元気な状態なら1分で行ける距離なのに

途中の歩道に除雪が全然入らないため、車道を歩くしかなく、母の歩き方では危ないのです。

私も近くに住んではいますが、これからのことも考えて、宅配の買い物サービスを頼んだら?と言っても、面倒だと使いませんでした。

 

それでも一冬が過ぎ、春からはまた前の様に暮らせるかなと思っていました。

しかし、明らかに母の動きは遅くなり、出歩く時には杖が欠かせなくなりました。

↑こんなオシャレタイプの杖を数年前から所持はしてましたが

まだ使いたくないと頑張っていたのですが、ついに…という感じです。

 

まだ1人で公共の交通機関で出掛けていますが、

数日前から足の裏の土踏まずが痛くて、歩くのが大変だと言い始めました。

家は一軒家の5LDKなので、電話もトイレも遠くて大変になってきたとも…。

幸いバリアフリーの平家で、24時間風呂と敷地内通路にロードヒーティングをつけているのが救いですが

いつまであの家に暮らせるのか、不安な毎日です。

 

老人ホームには入りたくない

狭い家は嫌だ

出来合いの弁当や惣菜は食べたくない

宅配サービスは面倒だ

こんなこと、いつまで言ってられるのでしょう。

昨年、早目に受けた方が良いと聞いて、介護認定を受け

要支援1で、週一回のディサービスにも通っています。

これから、更に介護サービスのお世話になるのは間違いなさそうです。

 

とりあえず、今年の冬は何とかしのぐしかありませんが

仕事、息子の受験、娘の学校の役員と色々忙しい中で

来年はどうしよう?

私もまだ学生の子供達がいる身で

全生活を投げ打って面倒見てあげるとは言えませんよ…。

母は田舎の大家族育ちのせいか、公共サービスは使わず何でも身内で回したがります。

母の家系は長寿なので、これから90歳くらいまでの13年間以上

介護に振り回される日が始まるのかな?

 

まだ始まってはいない介護。

でも、もう目の前に迫ってる介護。

夫や子供達、弟の奥さんには迷惑かけたくないし

どうしたらいいかな…( ; ; )

介護サービスについて改めて調べて

積極的に利用させて頂こうと思います。

あんなに元気で威勢が良くて、いつも怖かった母にこんな日が来るなんて…

やっぱ辛いな〜(T-T)

 

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