札幌市教育委員会、ブラック部活にやっと基準に沿う活動の徹底を求める通知!息子の中学部活の実態をぶっちゃけます!

11月18日、札幌市教育委員会が

市立学校の部活動について独自の基準を定めたと発表がありました。

以下、「北海道新聞」からの記事の抜粋です。

『札幌市教委は、市立学校の部活動で週2日以上、休むことなどを盛り込んだ独自の基準を定めた。過度な運動による生徒の健康被害防止やバランスの取れた生活の確保、教員の負担軽減が狙い。運動系、文化系の全ての部活動が対象で、来年4月までに基準に沿った活動の徹底を各校に求めている。

 対象は市立の中学、高校、中等教育学校、特別支援学校の計112校。基準は《1》少なくとも週1日は平日に休む《2》毎週、土日曜のいずれかを休養日とする《3》平日の練習は2時間程度とする―など。高校については各校の状況に応じた基準も適用できると定めた。

 学校の部活動を巡っては、文部科学省が1月、適切な休養日を設けるよう都道府県教委に通知。道教委は2月、全ての部活動を対象に週1日程度は休むよう通知を出した。』

………。

当然だと思います!

むしろ、今頃ですか?です!

文部科学省が1月に各都道府県に通知して

2月には北海道教育委員会から通知が来ていて

今頃って…おっっっっっそ( *`ω´)

息子は、未経験ながらバスケ部に所属していますが

息子が入った当初のバスケ部は人数が少なく、こじんまりしたチームでした。

バスケットは5人がスタメンで試合に出れるのですが、人数が足りなく

入部したてでも最初から試合に出れる子もいました。

当時はあまり強いチームではなかったので、本当に和気あいあいといった雰囲気で

先輩後輩関係の中で厳しい練習に耐えられるか心配していたのがウソのように

楽しいバスケ部生活を送らせてもらっていました。

 練習は、当時の顧問の先生の方針で

週1日は必ず休み、朝練も無し。

夏休みなどは、宿題をやる時間を部活内で取り

土日も練習試合や練習でも、半日で終わっていました。

「あくまで義務教育の中でやっている部活なので

まずは勉強を一番最優先に考えています。

そして、スポーツを通して、普段の学校生活とは違ったところで

成長してくれればという思いと

大人になって、中学校3年間バスケやってたよと胸を張って言える

そんな部活にしたいと思っています。」という先生のお考えに

本当に良い部活に入れて良かったな〜と感謝していました。

 

そんな先生の雰囲気もあってか

部活以外の時間でも、近所の体育館でバスケの練習を自主的に行う様になっていました。

その成果あって、時々大きな大会に進めるくらい強いチームになったのです。

息子もある大きな大会に行った時にスタメン出場を果たし、

途中で負けてしまいましたが感動の試合を観せてもらい、

改めて顧問の先生、部活の子達、そのお父さんお母さん達に

感謝することが出来ました。

 

そうやって、先生からのアドバイスを元に自分達で考える練習を繰り返すことを

習慣化させていた時に、顧問の先生が変わってしまったのです。

次の顧問の先生が、昔気質の鬼コーチ系で

やみくもに練習時間を大幅に増やし、

今までやっていた自主練習は出来なくなってしまったのです。

まず、休日はゼロ。

朝練は週3回、朝7時から。

放課後練習は今まで通り毎日夜7時まで。

土日は練習試合満載で、

午後からの練習試合前にまず朝8時半から学校で3時間練習してから行く。

練習試合の相手は高校生もあり。

練習試合の無い土日は朝8時半から12時の予定になっていた練習でも

勝手に伸ばして、昼も食べずに午後2時まで。

…どんどんエスカレートする練習に息子のケガも絶えなくなりました。

 

新しい顧問の先生の考えは

「学校部活学校部活!他の趣味は一切いりません。」

「死ぬ気でバスケットに取り組むという根性がほしい。」

「バスケの専門家の私が指導すればもっと強くなれるのにもったいない。」

だそうです。

…てか、アンタ、バスケの専門家じゃなくて教員だろ…。

…てか、義務教育の中学の部活で死ぬ気でやるはずないんですけど…。

 

さらに極め付けが

このご時世に、部員全員に坊主頭を強要したことでした。

先生曰く「強要」はしておらず、

あくまで「全員坊主頭にしなければ、今後の指導は一切しない。」

という「提案」で、

そこは生徒で考えてくれれば良いという思いだったと言い訳していましたが…

相手は中学生ですよ?!

「提案」って…

1人でも部内で坊主頭にならなかったら今後の指導はしないって…

こんなの脅し以外の何物でもなく、間違いなく「強要」でしょう!

 

しかも、坊主頭にするように伝えたのは生徒にだけで

親には一切伝えられませんでした。

ある土曜日の練習試合の後、

先生からこの坊主頭の「提案」があり、

月曜日までに返事をする様に伝えらたそうです。

息子から、

「先生に全員坊主頭にしろって言われた。

誰か1人でも坊主頭にしなかったら

もう明日から先生、部活に来ないって。

でも、僕坊主頭にしないし、みんなも嫌がってたから、

明日から先生来ないね。

みんなでまた楽しくバスケ出来るから良かった。」と言われたのです。

な、な、な、何だって?

息子に何度も聞き返しましたが、

要は全員坊主頭にしなければ、もう指導はしないという

先生からの一歩的な通告だったのです。

 

さっそく他のお母さんに連絡してみましたが意見は様々で…

ウチの様に、「こんなの横暴だ!」という意見は意外と少数で

大半のお母さん達は容認している様で驚きました…。

「髪はまた伸びるんだからいいじゃない?」

「みんなで坊主頭ってかわいいよ。」

「この程度で部活辞めるとかなるんなら、

今まで真剣にバスケやってなかったってことでしょ。」

いや、いや、いや…

私が思うのは坊主頭に限らず、

「俺のいうことを聞けないならもう教えてやらないぞ。いいのか?」という

先生の子供達への脅しとマウンティングと、

全員連帯責任で踏み絵を踏ませ、

従わない者は悪とする思想を刷り込むこと…。

 

子供達の間でもすったもんだあり、

バスケに一生懸命打ち込んでいる子は

嫌だけど坊主頭になるから先生に指導して欲しいとか…。

さっきまで坊主頭にはしないと言っていた子達も

次々と坊主頭にすることに同意し始め、

結局最後まで坊主頭に反対したのは

息子と後輩の子1人の2人だけになってしまったそうです…。

 

息子は「今までも大会で坊主頭のチームいたけど、別に強くなかったよ。

もし、坊主頭で強くなるんなら、みんな坊主頭にしてるんじゃないの?

それに先生が前いた中学校のバスケ部も全員坊主頭だったけど弱かったよ。」

…ホント、息子の言う通りです…。

ていうか…

先生…中学生にこんな正論言われちゃって

情けないですよ…(~_~;)

そして息子は

「自分のせいで、みんな先生に教えてもらえなくなったら

一生懸命バスケやってる子に悪いから

僕もう部活辞めるね…。」と言い出したのです。

「坊主頭に反対してる後輩の子は何て言ってるの?」と聞くと

「みんなに坊主頭にしろって囲まれて言われて

泣きそうになってた…。」

そ、そんな部活じゃなかったでしょ?

みんな、先輩も後輩もなく和気あいあいで

楽しくバスケやってたじゃない!?

それが、そんなことにまでなってるなんて…

これは、これは…許せんよ、先生!

 

夫はこの件で激怒し

「第二次世界大戦の特攻隊志願の思想と全く同じだ!

集団心理で追い込んで、坊主頭にしなければいけない雰囲気を作ってる!

親には伏せた所で、子供達に対して脅しをして

自分に対する忠誠心があるかどうか踏み絵を踏ませてるんだ。

誰1人校則違反の髪型の子もいないのに、一体何の罰なんだ。

これはもう校長案件だ。

校長先生に手紙で講義するから、○ちゃん、部活辞めるんじゃない。

辞めなきゃいけないのは先生の方なんだから。」と、

さっそく手紙を書き始めました。

 

しかし、普段は大人しい息子が

「絶対に校長先生に言わないで。」と懇願してきたので、

息子には匿名で出すから安心する様に伝え、

まずは息子を学校に送り出しました。

その後、夫はまず学校に電話し、坊主頭の件を教頭先生に伝えました。

すると教頭先生から

「あ〜バスケ部の件ですね…。他の保護者の方々からも聞いてます。」

と言ってきたのです。

やっぱり!と思った夫は、息子には悪いけど名前を伝え、

手紙を学校に持参し、教頭先生と面談しました。

 

すでに、夫が学校に行く前に校長先生からバスケ部顧問の先生に

口頭で注意があり、坊主頭の件は取りやめになったとのことで

本当にホッとしました。

しかし、学校から帰って来た息子に聞くと

バスケ部顧問の先生からは何も聞いていないとのこと。

「じゃあ坊主頭の件は?」と言うと、

まだ生徒間で揉めていると言うのです(゚o゚;;

いやいやいや

何で先生から生徒達に言わないかな?

まさか、自主的に坊主頭になるのを待ってるんじゃないだろうな?

さっそく、また学校に電話して

きちんとした形での保護者会を開いてもらうことにしました。

 

ところが…

この保護者会の件も全く連絡が来ず、

たまたまあって行っていたPTA総会の後に突然、

バスケ部の保護者会を今から開きますと言うアナウンスがあったのです。

おいおい…

先に言わなかったら、もし今日PTA総会出てなかったらどうなってたんだよ?

と思い、さっそくバスケ部顧問の先生に詰め寄ると

「子供達には言ってあったんですがね…。」(ウソ)とのお返事…。

ほほう…このお返事で大体どういうタイプの方か分かりましたよ。

まあいいさ。

大事なのは本題です。

 

まず、先生に坊主頭にする意義について尋ねました。

私の意見としては

「野球の様に帽子やヘルメットを被る競技では

頭が蒸れるという理由もあるので分かりますが、

バスケは、むしろ髪の毛が無いことで

頭にボールや相手の手がぶつかった時にダイレクトに衝撃があるので

危ないのではないか、

また、かなり汗をかく競技なので、髪の毛があっても

額に汗が流れてくるのに

坊主頭ではさらに汗が流れてきやすくなって

競技に支障をきたすのではないか」というものです。

これに対する先生の回答は

「坊主頭にするのは気合と根性、やる気を見せるためです。」

というものでした…。

え…先生…今の私の話し聞いてました…?

さらに

「髪の毛なんか気にしない!という意気込みで

バスケに打ち込んで欲しいんです!」とのお言葉。

「髪の毛なんか気にしないって言うんなら、

坊主頭じゃなくてもいいんじゃないですか?」と聞くと

「ま、ま、まあ、そうです。

スポーツに適した髪型で、ということです。」

「分かりました。スポーツに適した髪型というなら納得致しました。」

…やっと坊主頭は諦めたのか?

 

そして先生は

「この学校には、

もっとバスケ部を強くして欲しいと今の校長に頼まれたから

わざわざ赴任して来たんです。

頼まれたから来てやったのに、やる気の無い子ばかりで非常に残念。

私だって忙しい。

なので、今後は朝練もしない、土日の練習もしない、

平日の部活と連絡試合のみにします。」と言い出したのです。

 

なるほど…

公立学校の部活の顧問料は4時間以上の活動で

初めて3,000円が支給される仕組みです。

前の顧問の先生の様に

土日3時間の練習や、朝練2時間では顧問料が出ないのです。

なので、4時間以上の活動になる練習試合ならやるし、

最低限の平日の部活だけは仕方なくやると言っているんだ…。

これはこれで一理あるので賛成ですし、

先生のご好意でただ働きしてくれとはとても言えません。

 

ところが「はい、それがいいですね。分かりました。」と

あっさり返事したのは私だけで

他の保護者の方々からは

「どうしても、もっと指導してもらえませんか?」

「せめて朝練だけでもお願いします。」

といった、先生への「お願い」が続きました。

いやいやいや…「お願い」しちゃダメなんだって〜。

ただ働きしてくれって下手に出たら

またマウンティングされるに決まってるんだから〜。

それに、そんなに指導して欲しい先生かな?

現に前よりチーム弱くなってるし、

人間的に問題大アリなこの先生には

なるべく子供に接してほしく無いよな〜…。

 

結局、この日の保護者会はこれで終わり、

坊主頭にもしなくていいと、先生からハッキリ聞くことができました。

最後に先生から

「では、お母さん達の方からお子さん達に

坊主頭にしなくていいと伝えておいて下さい。」と言うので

内心「出たよ〜、出た!

いかんよ〜自分で言ったことの責任は自分で取らなきゃ。」と思い、

「いえ、先生から子供達に直接お伝え下さい。

そうしないと本当に先生が坊主頭にしなくていいと思ってるのか

子供達が不安に思っていますので。

あと、坊主頭の件や保護者会の件についてなどの重要事項については、

子供達にだけ口頭で伝えるのはやめて下さい。

今後は先生のお名前で保護者宛に文書でご提示願います。」

とお伝えしました。

先生は「わ、分かりました。」なんてお返事していましたが、

絶対文書なんて証拠が残るマネはしないタイプだろう…

という私の読み通り、この後も先生からのお手紙は一回も無く、

全て子供達への口頭による通達のみでしたが…。

う〜ん、予想通り!

 

この日、部活を終えて学校から帰って来た息子に聞くと

「先生、部活に遅れて来て、

いつもはでっかい声で怒鳴ってばっかりなのに

今日はすんごく小さい声で坊主頭にしなくていいって言って

すぐ帰ったよ。」とのこと。

…おお、ちゃんと伝えて下さったんですね、先生。

「まあ、今後は朝練も無いし、土日の練習も無いし、

今までより楽しくバスケができるから良かったね。」と

息子には話していたのですが…

 

「絶対、あの先生はまた激しく部活をやるに決まっている」

という確信が私にはありました。

だって、今まで何十年と部活顧問として

土日祝日、長期休みを全て部活指導に注ぎ込んで、

もう、そこにしか居場所が無くなっている人が

今さらやめられるハズがないんですから。

 

そして案の定、

すぐ次の週から朝練再開、土日の練習を再開しました。

やっぱりね…。

先生、私の予想外させないな〜。

手に取るように行動パターンが読めますよ。

 

一般的に言っても、部活の顧問の先生はプライベートの時間も犠牲にして

本当にやり過ぎで気の毒だと思います。

しかし、部活の顧問の中には、こういう風にプライベートより

部活にウェイトを置くことが喜びになっている先生がいることも事実です。

なので、教育委員会で部活動の規制をしっかりしていかないと

過剰な練習を自主的に辞めるなんてことはあり得ないと思います。

 

また、練習を長くすれば強くなるのかというと、それは違うと思います。

事実、休みを取り入れながら練習していた頃に大きな大会まで行った息子達が

過剰な練習をこなして取り組んだ最後の試合は即負け…。

その後の後輩たちは退部者が相次いでしまっているそうです。

 

あれだけ怒声を浴びせられながら連日しごかれてコレ…。

おいおい、前の顧問はバスケ未経験で理論ばっかりの素人だったけど

俺はバスケの専門家だから根性が違うんじゃなかったのか?

と言ってやりたくなります…。

 

大切なのは、やみくもな根性と過剰な練習ではなく

先生やチームメイトとの信頼関係、選手のある程度の自主性の尊重、

そして、部活に打ち込み過ぎて狭くなりがちな子供達の視野を

広げる時間を取ってやることなのではないでしょうか。

 

中学校はあくまで義務教育です。

顧問の先生は学校の教員なのです。

その先生に部活の専門的な指導を求める方がおかしいと思います。

本格的に取り組みたい人は

ちゃんとお金を払ってプロが指導するクラブチームに入るべきです。

 

これからはやっと、部活の過剰な練習に規制が入りそうでホッとしてますが

中には土日やることがなくて困るといった意見もあると知り驚いています。

うちはむしろ、土日は夫と共に海だ、山だと

息子と全然遊びに行けないのがつまらなくて

早く部活終わればいいのにといつも思っていたくらいなのですが

なるほど…。

色んな意見があるものですね(´・ω・`)

子供が土日ブラブラしてるくらいなら部活やってくれてる方が健全で安心…。

確かに、自分がどこにも遊びに連れて行ってあげられなかったら

そう思うのも分かる気はしますが…。

 

何にせよ、札幌市教育委員会でこういった基準を定めてくれたことは

本当にありがたいことです。

中学、高校と一番多感な時期に、プロになるなら分かりますが、

学校と部活だけでは、それこそもったいないと思うのです。

集団スポーツの面白さもありますが

これからは自己の内面にも向き合ってほしいので

色々な経験をして、視野を広めていってほしいと思うばかりです…。