「出国税」から考える、タイタニック日本号の行方。

2019年1月7日より日本を出国する日本人、外国人問わず全員に

「国際観光旅客税」、いわゆる「出国税」が課されることになるそうですね。

仕事でも観光でも全員に1,000円、航空運賃に上乗せする形だそうです…。

すでにオーストラリアや韓国では導入されている税金で

日本では約27年振りの新税とのこと。

 

……………

って、何でそこだけ諸外国もやってるからいいでしょってなるんでしょうか?

じゃあ、金利も諸外国並みに上げてみたらどうなんですか?

日銀が400兆円も買い入れている

国債の暴落を招くから絶対に上げられないでしょう。

新税導入は、一度導入されたら二度と辞めるという発想がないから

結局増税されたままになっちゃいますよ。

それにしても…お役人さんには全然長期的な視点って無いもんなんでしょうか。

せっかく日本への訪日客が増えているというのに

ここで出国税を課すのは訪日客の足が遠のく要因になりはしませんか?

 

かつて海外旅行は富裕層だけの贅沢な遊びだったかもしれません。

しかし、今やエアアジアなどLCCの登場によって格安で海外に行ける時代です。

海外の方だって、今まで富裕層しか来れなかった日本に

LCCで安く遊びに来れる様になったのは、各航空会社の企業努力の賜物でしょう?

それにただ便乗するやり方って

しかも、水を差しかねないやり方って

どうなんでしょう…。

 

お役人の方々は自分達の税収を増やせれば

民間が努力して築いてきたものなんてどうでもいいのでしょうね。

ていうか、こういった決定が将来的に

どういった影響を及ぼすかまで考えられないんでしょうね。

「今、足りないから取る。」

あまりに短絡的ですよ。

 

無人島に10人いたとして

1人が食料を獲るのが上手くて、9人がもらうだけだったら?

その1人が毎日工夫して食料を確保しても、食べるだけの人達に取られてばかり…。

自分は半分しか食べられません。

そこに、別の名目でさらにあれこれ取られたら

もう食料を獲りに行く気力も体力も資本も無くなり、

最後は倒れて全員餓死してしまうでしょう。

これと同じことをやろうとしてるのです。

 

また、この出国税は

意図的に日本人を海外に出さない方向に向けてる様に感じます。

だって海外に行かれたら、金融緩和で紙幣の流通を増やした結果

日本円の価値が下がってしまったことに気付かれちゃいますし、

若い国民が多く発展を続けている他国の活気を見られると

少子高齢化が要因で低迷してる日本の本当の姿に気付かれちゃいますから。

日本以外の世界を見た国民の視野が広がって、

政府への不満を持たれることを懸念しているのではないでしょうか。

 

これから先の日本は

労働人口の減少と低所得化する国民が増える中で

年金の給付と医療費の増大に費用捻出できずに苦しむのは間違いありません。

そうなると、富裕層はもちろんのこと、中間所得層から取るしかないのです。

出国税は鎖国とまでは言いませんが、

日本国民をさらに内向きに仕向ける税制に思えてなりません。。

 

政府はまるで毒親と化しています。

「俺の言う通りにやってりゃ上手くいくんだから文句言うな。」

と、抵抗する術を持たない子供相手に、

または抵抗する者は見せしめに罰を与え自分で考えさせない様に洗脳し、

時代遅れ、的外れなことを散々強要しておきながら

上手くいかなかったら、自己責任と見放す…。

 

税金が無ければ成り立たないのは重々承知してますが

増税、増税では勤労意欲を削ぎますし

多少お金持ちだった人もみんな身ぐるみ剥がされて低所得化してしまうでしょう。

そうやって、年金や保護を受けたい人と公務員ばかり増やして

その財源はどこに求めていくのでしょう。

 

「1,000円くらいだったら国民も文句言わないから増税しましょう。」

そういうお役人の御都合主義に、いつまで我慢しなければいけないのでしょうか。

少子高齢化の影響はこれから間違いなく年々深刻化していくでしょう。

増税じゃなくて、もっと根本的な改革をしなければ

この国はタイタニックのごとく

沈没船となる運命を抱えていると思わずにいられません…(-_-)