今、ウチには高校生の娘がいて、とある私立高校に通っています。
ここの学校を選んだ理由は、まず人間教育にとても重点を置いていることでした。
人としての愛や優しさ、他者への思いやりという基盤を築くことが
子供の教育では一番大切だという考えに共感したのです。
また、教育カリキュラムに特色があって様々な研修や留学制度があること、
系列大学の推薦枠の他に道内、道外にたくさんの大学の推薦枠を持っていること
など、学費はそれなりにしても娘をぜひ通わせたいと思う学校でした。
しかし…やはりと言うか
保護者の方々も教育への意識が非常に高い方ばかりで、
子供さんも幼少の頃から
クラシックバレエやバイオリン、英語をたしなんでいる子が多く
本当にビックリしたものです…。
それまで私の周りで子供の習い事と言えば水泳かピアノ、公文あたりが一般的で
クラシックバレエやバイオリンを習っている子には
一度も会ったことがなかったのですが、娘の学校には何人もいて
それを前提とした部活や学校行事があるのでさらに驚きました。
水泳や習字はすでに基礎教育。
さらに、もう1つ2つの発展教養を身につけていて当然という風潮に
親からの育ちの違いを痛感しました(-_-;)
ちなみに、学校の部活で使うバイオリンは自前で20万円だそうです…(*_*)
(この話を聞いた時と、バイオリンを購入したにもかかわらず
部活に出ていない子が何人もいるという話を聞いた時には
思わず二度聞きしてしまいました。)
保護者の方々のご職業も
医者、パイロット、商社、会社経営者、投資家など華々しく
学校行事で出向いた学校の駐車場には
フェラーリ、ジャガー、ベンツ、BMW、など外車のオンパレードΣ(゚д゚lll)
特に、フェラーリは母親だけの集まりの時に何度か見かけたので
どなたかのお母様が乗ってらっしゃることに驚きました。
運転しづらそうだし、2人乗りだし、
あれじゃ帰りにスーパー寄っても荷物入らないんじゃないかな…と思ってから
「自分でスーパー行かないのか…。」と思い直して1人で笑ってしまいました(^^;)
素晴らしい学校だと思って選んだ学校ではありましたが
本当にウチみたいな庶民が背伸びして通わせても良い学校だったのか…。
もう、ウチはウチの価値観でいくしかないのですが
こういったことって、学校説明会や見学では全然分かりませんもんね(´・ω・`)
娘の学校では、質素であることを美徳としている話しを学校側からよく聞きますが
先生以外、子供も含めて質素な方なんて全然いませんよ。
幸い、娘は友達もたくさん出来て学校が楽しい様なので良かったですが
親の私は気後ればかりしてしまって、
保護者の方々とのイマイチ噛み合わない会話に苦慮して
学校行事の後はいつも疲労困憊してしまいます(;´д`)
娘は本当に気後れしてないのかな…?
無理して高望みの学校に入れちゃったんじゃないかな?
入ってみなきゃ分からない、学校選びは本当に難しいですね…(。-_-。)
※私立高校を卒業した時に最終的に感じたことはコチラからお読み下さい↓
子供の学校は私立か公立か?私立中高一貫校に通った娘と公立中学&高校に通う息子を持つ親としての見解。