習い事の続かない私が唯一続けている「水彩画」。そのきっかけと要因とは?

私はかれこれ7年以上、水彩画を習っています。

きっかけは子供の頃に習っていたから…なんですが、

なぜ子供の頃に習いに行ったかというと、

母が、たまたま高校時代の恩師だった美術の先生に

卒業して30年振りに道でばったり会い、

先生から

「今は教師を辞めて、子供に水彩画を教えてるから

良かったら習わせにおいで。」と声をかけられたから、なんですね。

 

その時、私は小学3年生、弟は2年生でした。

私は絵を描くのが大好きだったので

大喜びで習いに行くことにしました。

先生の教室までは電車とバスを乗り継いで

片道1時間半以上はかかっていましたが、

毎週土曜日、母が連れて行ってくれるのが

本当に楽しみでした(๑˃̵ᴗ˂̵)

 

弟は絵が苦手で習うのが苦痛だったそうで、

今でもトラウマらしいですが(^^;)

先生のお家はヨーロッパで買い付けてきたという

素敵な洋食器やフランス人形がたくさん飾ってあり

夢の様に素敵なお家でした。

先生は50代の男の先生で、

全部で10人くらいいた小学生の生徒全員の絵を

丹念に観てまわっては声をかけてくれました。

先生が一筆加えるだけで

絵がパッと変わる魔法の様な瞬間を見るのも大好きでした。

 

しかし、そんな楽しい時間は1年間くらいで終わってしまいました( ; ; )

先生が、フランスに絵を描くために

長期で行くことになり

絵画教師も閉鎖することになったからです。

子供心に絵画教室を辞めるのが非常に残念で

母に頼んで、すぐに近所の別の水彩画教室に通わせてもらったのですが…。

 

ここの先生はガリガリに痩せた40代くらいの女の人で、

ずっとたばこを吸っていて、とても怠惰な雰囲気でした。

教室全体も陰気ですごく嫌なムードが漂っていて、

先生は生徒が描いた絵を自分から観せに行くまで

たばこを吸うばかりで知らん顔。

せっかく描いた絵を観せても冷たく辛辣なダメ出しをして、

習っている子も誰も楽しそうではありませんでした。

「先生は絵が嫌いなのかな…。」とすごくガッカリして、

4回くらい行って辞めてしまいました。

 

その後は絵を習うことも無く大人になり、

普段も描くことも全くありませんでした。

 

それが…

娘が小学5年生の時、

娘が学校の美術の授業で描いてくる絵を観ていて、

本格的に絵を習わせてはどうか?

私も一緒に通ってもいいなと思い、

札幌市内の絵画教室をネットで探し始めたのです。

 

色々見ている中で、

見覚えのある苗字の先生が運営する油絵の絵画教室を見つけました。

しかし、子供の頃に習っていた先生は

すでに亡くなられたと聞いていたし、

息子さんはいたけど、絵はやっていないと聞いていました。

でも、珍しい苗字なので、もしかしたら…。

また、教室の場所もウチから歩いて20分くらいの場所。

思い切って見学に行ってみようか…。

 

さっそく次の日、

ホームページでは休みになっていたにも関わらず、

ダメ元でその絵画教室に電話してみました。

すると、すぐに男の先生が出られて、

「ああ、ホームページの情報を直してなくてごめんなさい。

実は1年前に、今まで休みだった曜日に

水彩画のクラスを作ったんです。

今も授業をやっているところなので、

もし良かったらこれから見学に来ませんか?」

と言われたのです!

すごい偶然!

さっそく、ワクワクしながら見学に伺いました。

 

迎えて下さった先生は

子供の頃に通った水彩画教室の先生に似ていました。

特に、声はそっくり…。

やっぱり、あの先生の息子さんなのでは?

思い切って先生に伺うと、やはり息子さんでした。

こんな偶然ある?と、もうビックリ!

残念ながら、子供は教えていないとのことで

なんと私1人が水彩画教室に通うことになったのです!

娘に絵画教室の話しをすると

「全然行きたくない。」との返事だったので、

かえって無理強いしなくて良かったのかもしれません(^^;

それから7年以上通っていますが、

子供の頃から数々の習い事をした中で

ここまで続いているのは水彩画だけです。

これも、子供の頃に少しでも習っていたおかげだし、

上手い上手くないは別にして、

私は絵を描くのが本当に好きだからなんだと思います。

 

また、先生がお父さん先生と同じで

本当に生徒の感性を大事にしてくれるいい先生なのも

続けられている要因です。

そして、先生の一筆で

魔法の様に絵が変わる様もお父さん先生と同じ!

その時の先生の筆運びや仕草が

「この人は本当に絵が好きなんだな〜」と思わせてくれる仕草で、

これも嬉しい瞬間なのです。

また、生徒さんもみなさん本当にいい方ばかりで、

これも先生の人柄あってのことなのでしょう。

 

無趣味な私の唯一の趣味として、

水彩画はこれからも、まだまだ続けていきたいと思っています(o^^o)

 

↑絵の具はもっぱら「ホルベイン」を愛用しています。