今日は息子の公立中学校の卒業式でした。
ウチにとっては最後の義務教育の子の卒業式。
さぞ号泣してしまうことだろうと覚悟して、
ハンカチと多目のティッシュを持参して参列しましたが…。
これが、自分でも驚くほどアッサリ…( ̄ー ̄)
むしろ、やっと長かった「内申制度」と「ブラック部活」から解放されたな〜と
ホッとした方が強かったです。
北海道は中1の成績から「内申」に含める制度なので、
中学校入学からの3年間ずっと
「テストの点数を上げる」「授業態度を良くする」
「提出物は期限を守って、紙いっぱいに綺麗な字で書く」
「先生にたくさん質問してやる気を見せる」といったことを、
そのものの本質はともかく、形だけでもやらなければ
上位高校への進学の道がほぼ閉ざされてしまう
「内申制度」というものに支配される息苦しい日々を過ごしました。
なぜそれをやらなければいけないのか?という疑問を感じたり、
求められていること自体に納得がいかない、などという息子の様な子は
先生からなかなか評価されず、上がらない「内申」に随分苦労しました(T-T)
なので、大げさな言い方をすれば、
今はやっと懲役刑を終えた様な気分です…(。-_-。)
また部活も、純粋にスポーツを楽しむとか、
体力作りや友達との絆を深めるなどの目的なら大いに賛成ですが、
ただ闇雲に長時間練習を組まれて、土日や長期休みもほとんど無く、
家族の時間も取れない上に、顧問の先生から怒鳴られまくって、
疲労からケガばかり。
部内の誰かが決まりを破ったらすぐ「連帯責任」とやらで
早朝から全員で掃除をさせられたり、活動停止の罰則を与えられる…。
何でこんな風な扱いをされてまで部活を続けなきゃいけないのか
何度も疑問に思い、一時は退部も考えましたが、
この「部活動」が、また「内申」にも関係してくるので
辞めるに辞められないという厄介なものでした(´-ω-`)
息子自身はそれなりに中学校生活を楽しんではいた様ですが、
卒業式でも全く泣くことはなく、
むしろ卒業して良かったと、ホッとしていました。
やはり理不尽さを感じる中学校と、
それに何の疑問も持たずに従順に従うクラスメート達に
馴染みきれない部分はあったのかもしれませんね…(−_−;)
でも、それも今日でやっと終わって本当に良かったです。
さて、明日はいよいよ公立高校の合格発表です。
どうなることか不安でいっぱいですが、
息子にとって一番ふさわしい場所に導かれると信じて
静かにその時を待とうと思います(´ー`)