犬の噛み癖は直る?ウチの犬のひどかった噛み癖が、ほぼ直った話し。

ウチには柴犬とビーグルのミックスで

メスの「ラテ」という2歳1ヶ月の犬がいます。

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この「ラテ」は生後2ヶ月から飼っているのですが、

とにかく噛み癖が酷くて随分と悩みました。

 

ペットショップからウチに来た時点で2ヶ月になったばかりだった「ラテ」は

ペットショップで見た時点ではまだ生後1ヶ月と3週間、

売りに出されて3日目くらいでした。

千葉県のブリーダーから北海道まで輸送されて来ていますので

遡って考えると、遅くても生後1ヶ月と2週間くらいの頃には

もう親兄弟から離されてしまっていたと思います。

そのせいか、本来は犬同士で学ぶはずの噛み方等の加減を全く知らず、

とにかく最初から事あるごとに噛みまくってきて大変でした。

 

嫌だ、楽しい、嬉しい、興奮した、眠い、要求がある…

こういったことで、吠えはしませんが

とにかく一日中、腕や手、足などを噛んできます。

それも加減知らずで、尖った乳歯で思いっきり噛んでくるので

毎日流血、腕や足は傷だらけ、服も随分と穴を開けられました。

困り果てて、しつけの本やインターネットの情報で

噛み癖の直し方を見ては実践するものの

芳しい効果はありませんでした。

 

例えば噛んできたら…

・マズルを掴んで叱る→激しく抵抗されてさらに噛みまくられる。

・体を抑えつけて床に倒して叱る→激しく抵抗されてさらに噛みまくられる。

・犬同士がやる様にこちらも噛み返す→激しく抵抗されてさらに噛みまくられる。

・缶などを叩いて大きな音を出して脅かす→一瞬驚いて逃げるがまたすぐ戻って来る。

・目を見て言い聞かせる→完全に無視して噛み続ける。

・短くダメッと叱る→完全に無視して噛み続ける。

・噛まれてもこちら側が反応しない→痛すぎて無理。

・部屋に1人(匹)にして反省させる→困りはするが噛んではいけないということと結びつかず、またすぐ噛んでくる。

・ケージに入れてしまう→困りはするが噛んではいけないということと結びつかず、またすぐ噛んでくる。

 

とにかく、叱ったり言い聞かせたりと

あれこれやってみても一切効果が無く、

とある説では一生噛み癖の直らない遺伝的に難しいタイプの犬もいるとか…。

ブリーダーから買った訳でもなく、

柴犬とビーグルのミックス犬という割に

どちらの犬種の特徴も出ていない「ラテ」…。

もしかして…コヤツは遺伝的に噛み癖がある犬で

一生直らないのかもしれない…と本気で悩み、

精神的にも追い詰められる日々でした…(T ^ T)

 

「ラテ」が噛んできたら「ガブ、ダメ!」という言葉で叱り続ける毎日。

他所のお宅の犬や、動画で見る犬は

子犬でも噛みまくったりしていないのに

何で「ラテ」だけ?

自分の子育てがやっと一息ついたというのに…

幼少時、非常に手のかかった娘を彷彿とさせる「ラテ」に

子育ての辛かった苦労が蘇ります(;ω;)

でも、他所様に危害を加える様なことがあっては一大事。

「ガブ、ダメ!」

とにかく「ラテ」が噛んできたらこのセリフで叱り続けるしかありませんでした。

 

しかし、ある日。

噛んではいけないなら、どうすればいいの?というところまで

「ラテ」に教えていなかったことに気づきました。

私もそうなんですが、

ダメっていうなら、じゃあどうしたらいいの?って

具体的な指示が欲しいと思うタイプの人っているじゃないですか。

もしかして「ラテ」も他の要求の伝え方が分からず

何をやっても叱られまくる毎日に

自分は愛されていないと感じて苦しんでいるのかもしれない…。

それがまた激しいガブとなって、負のスパイラルに陥っているのかもしれない…。

これって私、娘の幼少時にも同じ思いをさせてしまってて

その後、いたく反省したはずだったんじゃ…?

※娘の幼い頃の様子はコチラに書いてます↓

旅行の計画を立てる時、正反対の性格の者同士はどうやって妥協点を見つけたらいいか?

 

そこで、「ラテ」が噛んできた時に

いつもの「ガブ、ダメ!」の後に

「お利口ちゃんはペロペロでしょ?」と言ってみたのです。

すると「ラテ」は一瞬戸惑った後に

おそるおそるペロペロと舐めてきたのです!

これだ!

やっぱり、どうしたらいいかまでの指示が必要だったんだ!

それからは、毎度「ガブ、ダメ!お利口ちゃんはペロペロでしょ?」

を繰り返す日々。

「ラテ」が噛むのをやめて舐めてきたら

大げさに「お利口ちゃん!お利口ちゃん!」と

撫でて抱きしめて褒めることをセットにするとテキメンに効果が出始め、

1歳前頃には噛み方にも遠慮がでてきて、

ちょっと強く噛んでもすぐハッとして自分でやめるようになりました。

そして2歳1ヶ月の今、

要求がある時に時折軽く噛んでアピールしてくることはありますが

以前の様に、日々噛みまくるということは完全に無くなりました。

 

「ラテ」の噛み癖が直ったのには

「噛むと叱られるけど、ペロペロすると褒められる」ということを

繰り返し繰り返し教えた効果と、

やはり「ラテ」自体の成長もあったと思います。

しつけのサイトなどに、犬の知能の発達段階に応じてしつけないと

意味がないと書いてあることもあったのですが、

初めて犬を飼う私は全く理解していませんでした。

また、中には生後3ヶ月からしっかりしつけないと

後々言うことを聞かなくなると書いてある場合もあったので、

手遅れになっては大変と、すごく焦っていたと思います。

でも、やはり前者の「犬の知能の発達段階に応じたしつけ」というのは

理にかなった非常に適切な考え方だと思います。

人間の子供だって、幼すぎる相手にいくら正論を言っても理解されないのと同じで

犬も幼すぎる時は理解ができないのです。

中には幼少時から大人しく言うことを聞くタイプの子はいると思いますが

気が強かったり、自主性が強かったり、注意力散漫なタイプの子は

叱っても注意しても反省するというところには行き着かず、

「自分は叱られたんだ」という部分しか受け取らないので

反発心から、より負の行動を強化してしまいます。

 

今思えば、まだ生後3ヶ月や4ヶ月の「ラテ」にも

あんなに叱る必要は無かったと思います。

特にマズルを掴んだり、床に押し倒すなど、

強制的に抑えつける叱り方は

反発心や恐怖心を強くするだけで全く逆効果だったと思います。

人間も、暴力や恐怖で支配されてきた人は他者にもそうしてしまいますし、

逆に、愛情や信頼の中で育った人は他者にも優しくできます。

犬も同じなんだと思います。

「ラテ」はおてんばながらも、今ではすっかりお姉さんになり

他所の犬や人にも非常にフレンドリーな犬になりました。

しつけは焦らずに、

やってはいけないことには叱ったり注意した後に具体的な指示を与え、

上手くできたら激褒めし、

日頃もまずは相手を丸ごと受け入れて、

とにかくいつもうんと可愛がって愛情表現をするという方法が

私的には一番しっくりくるやり方だということが分かりました。

子育てと子犬育てをしたことで、46歳にしてやっとここまで学びましたが、

もう活かす機会も無いという…(^_^;)

今度、生まれ変わったらこの部分だけは覚えていて

次の子育てや子犬育てはもっと上手にやれたらな〜なんてね…(^^;

 

犬の噛み癖は、もし直らなければ

最悪、他所様に危害を加えてしまい、

犬を手放さなければならない事態となってしまいます。

なので、しっかり直さなければいけないと焦って

即効性のある最短手段として、恐怖支配や暴力支配に陥りがちです。

しかし、「急がば回れ」で

まずは、犬がどうして噛むのか原因を探り、

「噛む」という方法以外で表現できる様に導いていくということが

結局は一番効果があると思います。

 

子育ても犬育ても、一筋縄では行かずに悩みますよね(*´-`)

こう言う私も、まだまだ他のことでは日々悩み中ですよ〜(´-ω-`)