16歳の娘と15歳の息子と3人でマレーシアとシンガポール旅行に行った話し 〜1日目〜マレーシア入国からホテルまで
16歳の娘と15歳の息子と3人でマレーシアとシンガポール旅行に行った話し 〜2日目〜クアラルンプール市内観光
16歳の娘と15歳の息子と3人でマレーシアとシンガポール旅行に行った話し 〜3日目①〜バスでマレーシアからシンガポールへ国境越えが、まさかの入国拒否?!
〜3日目②〜
さて、息子のシンガポール入国拒否騒動も無事に切り抜け(^-^;
バスはやっとシンガポールの中心部近くの
「ザ・プラザ」というショッピングモールに着きました。
マレーシアのクアラルンプールから約5時間。
ほぼ予定時間通り、昼13時くらいの到着でした。
まずはさておき、シンガポールドルに両替しなければ
一文無しと同じです。
ショッピングモール「ザ・プラザ」内に
当然両替所があるだろうと思っていたのですが…
何だかちょっと寂れた雰囲気のショッピングモールで
両替所なんて全然無い感じです…(・・;)
仕方なく外に出ると、
一緒のバスに乗っていたアメリカ人の若者グループが
ゾロゾロ歩いているのが見えました。
多分、シンガポール中心部に向かっているのでは?と思い
後をついて行くと、大きなビルがたくさん建ち並ぶエリアに出ました。
まずは目に付いた銀行に入って両替できないか聞くと
両替はやっていないとの返事(>人<;)
まあ、日本の銀行だって主要な店舗以外は外貨両替はしていませんもんね…。
またしばらく歩くと
コテコテの雑多な市場が見えてきて、両替所の看板がありました!
良かった〜と駆け寄ると、なんとお休み(゚o゚;;
仕方なく狭い通路の市場内を
右に左にウロウロするも両替所は全く見当たりません(>_<)
10分くらい歩き回って
やっと両替所を見つけた!と思ったら
最初の閉まっていた両替所でした…(´༎ຶོρ༎ຶོ`)
両替所の隣の店の方に「両替所が閉まってるんだけど、両替したい。」と
ほぼ単語とジェスチャーで伝えると
市場内にもう1店あると教えてくれました。
また狭い路地を探し回り、やっと見つけ30,000円両替することができました。
この時点でもう14時…。
朝6時半くらいにパンを食べたきりで3人共お腹がペコペコです(-。-;
目についた「バーガーキング」でとりあえずハンバーガーセットを注文して
やっと涼しい場所で座ることができました(;´Д`A
しかし…ハンバーガーセット3つで約2,400円くらいとは…
シンガポールの物価は日本と同じくらい高いですな〜。
街並みも人も食事も、クアラルンプールとそう変わりは無いのに
物価だけが3倍って…。
シンガポールは東南アジアの旅行先として日本人にはめっぽう人気がありますが、
マレーシアよりそんなにいいかな…と
到着から1時間ですでに疑問が湧いてしまいました(ー ー;)
さて、腹ごしらえが済んだところで次は通信環境の確保が必要です。
マレーシアのSIMカードは使えないので
1泊2日とは言え、やはりSIMカードを買わなければなりません。
シンガポールでは、政府主導の無料Wi-Fiスポット「Wireless@SG」が
たくさんあるにはあるのですが、登録制になっていて、
チャンギ国際空港での登録が必要とか…。
バスで入国した私達は、わざわざ離れている空港までは行きたくないので
シンガポールの大手通信事業者「Singtel」でSIMカードを1枚買い、
SIMフリーのスマホに挿して
他の2人はデザリングして使おうと考えていました。
「バーガーキング」を出て、大きなショッピングモール内に
「Singtel」が入っているのを見つけました。
しかし!
店内は激混み∑(゚Д゚)
受付の女性にSIMカードが欲しい旨を伝え、番号札を取って1時間待ちましたよ…。
そして、最短プランの1週間4ギガ使い放題15ドル(約1,200円)というプランの
SIMカードを1枚購入。
SIMカードはそのまま「ハイ」と手渡され、自分で設定してくれということでした。
…いやいやいや
これだけのために1時間待たせるって…
SIMカードを買って終わりの人はカウンター分けるとか無いんかいಠ_ಠ?
も〜
マレーシアの空港の通信事業者ならすぐその場でSIMカードを挿し替えて
通信可能状態かまでチェックしてくれたというのに…
何度も言いますが、シンガポールの方が物価は3倍なのにこの対応…。
なんか…「決まりですから。」と言わんばかりのこの対応振りが
先進国らしいと言えばらしいのですが、
不親切で、どうも「違うんでないかい?」と思わずにいられません(-_-;)
まあ、空港から入国しないと
こういった面での苦労もあるのかと勉強になった点は面白かったです…。
さて、無事に通信環境が確保できたところで時間はすでに16時近く。
まずはホテルにチェックインしなければなりません。
ガイドブックやネットの情報では
シンガポールでは地下鉄よりタクシー移動の方が安くて良いと
盛んに書かれていたので、
ここはタクシーで行こうと、大きな通りに出てタクシーを拾おうと手を上げるも
一向にタクシーは停まってくれません(・_・;
おかしいな…と思って周りを見渡すと、地下鉄駅がすぐに目に入りました。
予約していたホテルは地下鉄「チャイナタウン駅」から徒歩5分の場所だったので
もうタクシーは諦めて地下鉄で行くことにしました。
地下鉄なら3人で400円くらいで行けたので、
やっぱりタクシーよりは安いんじゃないかな…?
地下鉄を降りて、中心部とは趣の異なるチャイナタウン界隈を歩き
ゴチャゴチャの中にある小さなホテルを見つけました。
すぐに見つかって良かった!
建物は間口の狭い造りで、6階建の1つの建物の中に
別々のホテルが3つ入っていました。
私達の泊まるホテルは最上階。
階段しかないのでちょっと辛かったですが(^^;;
共同宿の中にある個室スペースを予約していたので
3人でゆっくりできるだけでありがたかったです。
ダブルベッド1つに、急なハシゴを登る狭いロフトが1つ。
シャワーとトイレも、狭いながら付いている部屋です。
冷蔵庫やキッチンは共同で、部屋から出てすぐの屋上に設置されていました。
ここで少し休んで、夜はシンガポールでも世界的に有名なスポット
「ナイトサファリ」に行くことにしました。
元々は「ナイトサファリ」含む動物園エリアは
シンガポール中心部から離れているのと、
入場料の高さから行く予定はしていなかったのですが、
私と息子にはつまらない娘の希望スポットばかり行くのも嫌だし、
多分もう二度とシンガポールには来ること無いな…と
すでに思い始めていたので(⌒-⌒; )
思い切って行くことにしました。
ネットで当日のチケットを購入し、
ホテル前のインド系のお店でカレーを食べ、
タクシーで「ナイトサファリ」に行きたかったのですが、
やはりタクシーは全然停まってくれません…。
息子にネットで調べてもらうと、
基本的にシンガポールのタクシーは日本と同じ乗り方だけど、
道路上に黄色い線が引いてある場所では停車出来ない決まりになっているそう…。
いやいやいや…
道路、ほとんど黄色い線引いてありますから…(~_~;)
基本、タクシースタンドでしか乗れないって、
これじゃタクシーの意味無いでしょう?
全くシンガポールめ…ʕ⁎̯͡⁎ʔ༄
と、ここでまたシンガポールから心が離れた私ですが、
仕方なくタクシースタンドのある地下鉄駅まで歩きました。
ところが!
このタクシースタンドがまた激並び!
も〜シンガポールはどこもかしこも混んどるのう(c” ತ,_ತ)
やっと順番が周って来たタクシーは、
やたらと大きくてデラックスだったので一瞬躊躇しましたが…
後ろも並んでいるので仕方なく乗り込み
「ナイトサファリ」に向かうこと30分ほど。
予定では2,000円くらいで乗れるはずが
なんと3,500円くらいかかってしまいました(゚o゚;;
高かったけど、メーターで走ってたし
やっぱりデラックスタクシーだったからかな…?
文句を言っても仕方がないので、そのまま料金を支払い
「ナイトサファリ」の入り口に向かうと、
もうもう、今まであちらこちらで混んでるなんて言ってごめんなさいレベルの
超超激混み!!!!
さすが有名スポットだけあって世界中からお客さんが押し寄せているんですね!
ネットで購入したチケットをアナログチケットに替える時点で手間取ってしまい
やっと園内を走るトラム乗り場に並んだのが20時。
そこから1時間並んで、やっとこトラムに乗車出来ました〜。
園内は檻の無い中、動物達が飼育されていて
月明かりくらいのライトで照らしています。
キリン、像、ヤギ、鹿、ハイエナ、カバ、バク、水牛、熊、サイ、ライオン、
フラミンゴ、など、様々な動物達がエサを食べたり寝転がったりしているのを、
窓の無いトラムから眺めるのは、すごく動物と近くて面白かったです!
ただ、本当に危ないトラだけはガラス張りの檻に入れられていて、
檻の中でもこちらに向かって飛び上がってガオーッと吠えていました(^^;)
トラムは35分間くらいで園内をほぼ一周しました。
徒歩でも周れる場所がいくつもあるとのことでしたが、
ほとんど歩いている人はいなく、真っ暗で怖いので歩くのは辞めましたσ(^_^;)
最後に楽しいアニマルショーを30分くらい見て
またタクシーでホテルに帰りましたが、
帰りのタクシーは通常サイズで、料金も2,000円くらいだったので
やっぱり行きのタクシーはデラックスタクシーだったんですね。
過ごした時間の割にお金はかかってしまいましたが、
息子が喜んでくれたので良しとしましょう(´ー`)
さて、明日は娘お待ちかね!
一大テーマパーク島のセントーサ島にある
「ユニバーサルスタジオシンガポール」に行きます。
「ナイトサファリ」の様子から激しく混んでいると予想され、
テーマパーク嫌いの私は入場料が高いこともあって非常〜に憂鬱ですが(´-ω-`)
二度と来ないであろうシンガポールの思い出に行って来ることにしましょう!
出来れば、同じセントーサ島内にある「シロソ砦」という
1800年代にイギリスによって建設された軍用建造物も子供達に見せて、
日本がシンガポールを統治していた時代もあったということを教えたい!
と、気持ちだけは前のめりながら、体がついて行っていないことを感じ、
夜行バスでマレーシアに帰ることも考慮して、
「明日は開園前から並んだりしないで遅めにホテルを出るぞ!」と固く心に誓い
夜12時頃に就寝しました(-_-)zzz